顎関節症とは
「あごが痛い」「口を大きく開けない」「あごを動かすと音がする」。これらは顎関節症の三大症状で、どれか一つでもあれば顎関節症の可能性があります。
顎関節症の怖いところは、あご以外の場所にも不調が出ることです。頭痛・しつこい肩こり・慢性的な腰痛等に悩まされている方は、顎関節症が原因となっている可能性もあります。
当院の患者さんの中には、噛み合わせのずれから顎関節症を発症し、7年もの間苦しまれていた方がいらっしゃいました。歩けない、立てない、手すりを掴まないと階段を登れない状態にまでなっております。「整体院や鍼灸院に行っても良くならない」と悩み続けていたようですが、当院で噛み合わせを治療したところ、みるみるうちに回復され、通院するたびに元気を取り戻していらっしゃいました。
他にも、あごの痛みを訴えて来院され、噛み合わせの治療を行ったら腰痛も改善した方を何名も見てきました。自分では顎関節症と思っていなくても、頭痛・肩こり・腰痛などに悩んでいる方は、一度当院にご相談いただくことをおすすめします。
当院の治療
当院の顎関節症・噛み合わせの治療は、いきなり歯を削るようなことはいたしません。あごがずれた状態で歯がぶつかっている方の場合、土台から根本的に修正する必要があるのです。
当院は歯科医院には珍しい顎関節専用のレントゲンを導入しております。まずレントゲン撮影であごの位置の状態を検査し、ずれが生じている場合はマウスピースによる治療を開始します。マウスピースは夜間だけ装着していただき、2週間ごとに調整を行います。マウスピースを装着する期間の目安は、3か月〜半年です。
あごの位置の修正が終わり顎関節症の症状がとれたら、噛み合わせの治療に移ります。どの歯がどのようにぶつかっているのかを検査してから、調整を行います。
一般的に、顎関節症の治療は、症状が出てから治療を始めるまでと同じ期間がかかると言われています。つまり放っておくほど治療に時間も費用もかかるのです。気になる症状がある方は、まずは相談にお越しください。